医学部受験において国公立、私立問わずほぼ必須になる大学が多いのが英語・数学・理科の3教科。
しかし、特に国公立医学部を受験する場合ネックになるのが1次試験(旧センター試験)の国語対策ですね、、、、、、
医学部と言えばガッツリ理系の学部なので当然理系科目を得意とする受験生が多いのですが、やはり国語となると苦手意識を持ってしまいがち、、、
「そもそもどんな対策がいいのだろう?」
そんな疑問に対して私自身、そして医学部に合格した周囲の知人の経験を踏まえてご紹介します!
過去問こそが最高の教材
ほとんどの医学部受験において国語が必要になるのは1次試験のみ。
その点を考えると最も役立つ教材は「過去問」これ一択です。
もちろん、問題の傾向や時間配分等の試験の特徴をつかむ上でも重要ですが、それ以上に過去問に入念に取り組むことで試験範囲の内容を一通り復習しながら知識を整理できる点が非常に重要になります!!
そのため、私自身や周りの友人も過去問をベースに演習・復習をして知識を整理している人が多く、実際とても効率の良い勉強ができました。
国語は二次試験で使わない場合が多いとはいえ、受験科目に含まれるため手は絶対に抜かずに対策しなければなりませんが、二次試験で使う英語・数学・理科に勉強時間を割くことを考えるとオーバーワークにならないように注意しなければなりません。
あれこれと参考書に手を出して自分で自分の首を絞める、という状況に陥らないようにバランスを考えながらの学習がポイントです!
古典だけは単語力の強化を!!
旧センター試験の話になってしまいますが、国語は現代文、古典、漢文と三つのパートに分かれています。おそらく、新制度の試験においてもこの形式は踏襲されると思います。
私自身が過去問以外の教材に唯一手を出したのは古典の単語帳です。
周りを見ても受験当時は古典だけは単語帳を買って過去問以外でも対策している人が多かったと記憶しています。
現代文や漢文と違って、古典に関しては分からない単語が出てくると文意が読み取れないという状況に陥るケースが多く、ざっくりした表現をすると「英語」に近い教科だと思ってください。
「英語」の勉強に関しては単語力の強化は重要な要素の1つですよね?
それと同様に古典に関しても問題を解いていく上で「単語力」がポイントになる場面が多いため、「何か1冊の単語帳を完璧にする」という前提で計画を立てると良いですよ!
ちなみに私はかの有名な単語帳「ゴロゴ」を使っていました(笑)
古典に対して苦手意識はそこまでなかったものの、モチベーションを持って取り組むのが難しい教科だったため、少しでも自分が勉強しやすいようにこの単語帳を選びました。
模試や普段の過去問演習で新しく知ったことがあれば、「ゴロゴ」に書き込む
という手法を取って、あくまで最後の最後まで「この1冊を完璧にする!」というスタイルを貫くことを頑張りました!