2021年も2020年に引き続きコロナ渦での夏休みとなりそうです。
昨年は多くの学校で休校措置がとられ、勉強のリズムが乱れたまま夏休みを過ごした生徒も多かったのではなでしょうか。
そこでどのような状況になっても医学部受験に向けて万全の対策を取ることができるよう夏休みに心がけることをお伝えします。
医学部受験に向けて夏休みの前にすることは?
高校によって夏休みの期間には長短がありますが、共通して大切なことはまず夏休みに何を達成するかという「目標」と「計画」を立てることです。
夏休みの課外授業や宿題もありますが、長期休暇中はいつもより自分で勉強する時間は長くとれます。
その時間をただ漫然と過ごすのではなく、何かしらの目標を立てましょう。
その際、医学部の受験から逆算して、9月のはじめにはどれくらいの力が必要かを考えて目標を立てるようにすると合格が現実的になります。
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夏休みにできる2つのこととは?
長期休暇の間は、課外授業を除き学期中のように授業は進みません。
学期中は、推薦の評定が必要な生徒は特に学校進度に合わせて授業内容の予習や復習に時間を割くことが多くなります。
一方、長期休暇の間は学校進度から離れることができますので、二つのことが可能となります。
一つは「実力アップ」です。
定期テストではとれるけど、模試ではなかなか点数がとれないと思っている人も多いでしょう。そうした場合に有効なのが、いままで受けてきた模試や実力テストの「間違った問題のやり直し」です。
定期テストには見られない単元を越えた複合問題や考察問題に多く触れることによって、入試に出てくるような問題に対応することができるようになります。
もう一つは「苦手科目の克服」です。
夏休みは授業の宿題や予習、復習などがないので、思い切って苦手な科目の克服に時間を使うことができます。その中でも特に苦手な単元を2~3に絞って完全克服を目指してみましょう。分からないところがあったら、前の学年の内容にどんどん遡ることもできます。
医学部受験直前に苦手な科目を残しておくと、どうしてもその科目に時間を取られたり入試本番で不安を感じたりとデメリットが多くなります。
逆に夏休み中に苦手科目を克服しておくと、得意な科目をさらに得点源とする余裕も生まれてきます。
医学部受験においてできるもう一つのこと
それは推薦対策です。
医学部を目指す受験生で、推薦を受験する方も多いかと思います。夏休みは推薦対策を始める最もいい時期です。できれば過去5年分くらいの受験校の推薦問題をじっくりと解くといいでしょう。
その大学の傾向と「傾向の変化」も感じることができます。学科だけではなく面接の練習を、学校の友達や親とするのもいいでしょう。
医学部推薦入試で小論文を課している大学もありますので、時間があるときに文章を書く練習もするようにしましょう。
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以上、夏休みに医学部受験生ができることをお伝えしました。
皆さんにとってこの夏が医学部合格に向けて有意義なものになるよう祈っています。
・夏休み中は「実力アップ」と「苦手科目の克服」ができる
・推薦入試を受験予定なら夏休みに推薦対策をスタートしよう