2021年度共通テストは延期しない方向で調整

2021年度共通テストは延期しない方向で調整

2021年度共通テスト実施に関して

6月11日文部科学省は共通テストを延期しない方向で調整に入ったようです。

予定通り2021年(令和3年)1月16日17日に実施するとのことです。

理由としては

・全国高等学校長協会から、予定通り共通テストの実施を求める声が多かった。

・大学からは延期した場合個別試験に影響が出るとして慎重な声が出ている。

の2点ということです。

今後高校、大学と協議をして6月中に「大学入学者選抜実施要項」で結論を示すことになります。

延期した場合は大学側にとっては、入試日程の調整や合格者の確定の時間の確保など大きな負担となります。国立、私立医学部を受験する受験生にも大きな影響が及ぶことになります。

(詳しくは「令和3年度(2021年度)共通テスト延期の影響~私立医学部への影響は?」)

休校期間が長引いたため理科や社会の高校での進捗状況が、現役生にとって不利にならないか心配されます。また今後秋以降再び感染が拡大した場合、局所的に休校措置が取られる可能性も否定できません。ただ一日でも早く試験日程を決めておくことは、受験生にとってはほんの少しの安心材料にはなりそうです。

今9月入学中止を提言して共通テストの延期を政府に提言した自民党のワーキングチームとの綱引きもありますので、今後の動きを注視する必要がありそうです。

参考リンク

2021年度医学部受験情報

医学部受験情報プレメディtag”共通テスト”

2021年度私立医学部共通テスト利用

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