医学部受験にも活用できる?噂のAI教材を解説!

医学部受験にも活用できる?噂のAI教材を解説!

塾や予備校、学校でも導入が進むAI教材。教材を持ち歩かなくて済み、学習記録が見やすい便利なツール、程度に認識している方も多いのではないでしょうか。AI教材がハイレベルな学習の助けになるのか、医学部受験にどのように役立つのか、実例とともに解説します。

AI教材の特徴

AI(Artificial Intelligence、人工知能)を用いた教材では、従来なら指導者が行っていた学力診断や学習計画作成を、コンピュータが行うことができます。少子化や思考力重視による個別対応へのニーズに即した教材と言えます。特性に合わせた個別対応により、実際に短期での成績・偏差値向上なども見られており、AI教材は質の高い教育に不可欠となってきています。

AI教材は教科の学習内容、入試や模試等の過去問、入試傾向など膨大なデータを活用することができます。データから規則性を見出すことはAIの得意とする作業であり、AI教材は、利用者の解答や学習結果と目標を照らし合わせて合格に必要な要素を算出し、提示します。学校や予備校のカリキュラム作成にも自習計画の作成にも、各個人に最も効率的な勉強を指南できるのが、AI教材です。

AI教材の強みは、人間の知識量を凌ぐデータ量で安定した分析を瞬時に行えることです。指導者はモチベーション維持や情緒面でのケア等の、人間が行った方がうまく行くサポートに徹することができます。講師や予備校スタッフによるカリキュラム管理は時間も人数も限定され、質も揃い難い面があるため、授業聴講に終始していた従来型の予備校でも、AI教材の導入による個別対応が進んできています。

AI教材の利用には人件費が抑えられ、費用が下がるメリッもあります。時間や場所も選ばずに学習できるのも便利です。(リモート配信なしの予備校もある。)

AI教材の種類

AI教材には大きく分けて、学力診断型と学習指導型の2種類があります。

学力診断型は試験やアンケートにより入力された内容から、実施時における学力を診断し、その後の学習計画作成に役立てます。例えばトライグループの開発した「トライ式AI学習診断」では、解答に応じて次の質問を適宜AIが選択するため、ペーパーテストでは1科目2時間かけなければならなかった網羅的な学力診断を、僅か10分で終えられます。

学習指導型のAI教材では、診断にとどまらず学習教材の提案や作成も行います。学習開始後も問題への解答により次に表示される課題が随時変更され、合格へ向けた学習の最適化が可能です。大手予備校の河合塾や東進では、各校の持つ豊富なデータを基に分析と演習問題選択を行うオリジナルAI学習システム「河合塾one」や東進「志望校別単元ジャンル演習講座」を提供しています。


AI教材の実例① atama+

https://www.atama.plus/

予備校での導入実績が豊富なAI教材は、atama+(アタマプラス)です。学習指導型のタブレット利用教材です。atama+が徹底的に個別指導し、指導内容をリアルタイムに確認している指導者が適切な褒めや励まし等のコーチングを行うように開発されました。全てAI任せなのではなく、分析や学習指導にはatama+を活用しつつ、学習計画などの意思決定は生徒と指導者が一緒に行います。

大手予備校では駿台、城南予備校、医進予備校ではPMD、個別指導塾ではAIホロンなどがatama+をカリキュラムに組み込んでいます。駿台予備校ではatama+の追加教材として、「難関大学対策AI学習教材」を開発中で、難関大学受験対策としてのAI教材の活用の一例となるでしょう。

AI教材の実例② Monoxer

https://corp.monoxer.com/

Monoxer(モノグサ)はアンドロイド、iOSアプリです。記憶定着に特化し、自分が覚えたい情報を入れると理解度に応じ問題を自動生成してくれます。スピーキングまで含めた英語4技能の学習にも対応しているのが特徴です。河合塾やメディカルラボ等の予備校で採用されています。

まとめ

  • AI教材は人工知能を使って学習診断や学習提案を行う
  • 効率的な学習で、成績や偏差値の向上が確認されている
  • AI教材には、解説、演習などの授業機能を持つものもある